消費者の健康増進やアンチエイジングへの興味が高まっています。栄養成分や機能性成分を通じた健康管理がより一層必要になってきました。これら成分の正確な表示は、重要になっています。
分析項目
- 栄養成分分析
- 脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)
- 水溶性ビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、 ビタミンC、ナイアシン、パントテ ン酸、ビオチン、葉酸)
- ミネラル(亜鉛、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム)
- 機能性成分分析
- 食物繊維
- オリゴ糖(フラクトオリゴ糖、サイクロデキストリン、パラチノースなど)
- アミノ酸(イソロイシン、ロイシン、リジンなど)
- ポリフェノール類
- 芳香成分
- 色素成分(カロテノイドなど)
- 香辛料の成分(カプサイシノイドなど)
保有機器
- 高速液体クロマトグラフ(HPLC)
- イオンクロマトグラフ(IC)
【 高精度元素分析実験 】
有害金属等の過剰摂取が人体に悪影響を及ぼすため、厳密な含有量の測定が必要とされます。また、食品や原料の産地特定や元素分析などを行い、食品の安全性と信頼性の向上に貢献します。
分析項目
- 重金属分析
- 食品中の有害金属の分析
- 環境水質検査
- 元素分析
- 食品、飲料水中のミネラル成分の濃度測定
(カルシウム、マグネシウムなど) - 食品の有機元素分析(C, H, O, N)
- 食品、飲料水中のミネラル成分の濃度測定
- 食品の鑑別
- 生産地の判別
- 動植物の生産環境の判別(有機栽培など)
- 真贋判定
(原材料表示に偽りが無いかを確認する方法)
保有機器
- 原子吸光分光光度計
- 同位体比質量分析計
- 有機元素分析計
【 高精度成分分析実験 】
海外の輸入食品の違法農薬の使用問題等から、消費者の食の安全に対する意識が高まっています。食品中の残存農薬、食品添加物などは、高精度の成分分析結果の提示が必要になります。
分析項目
- 食品・農作物の残留農薬試験
- 多成分一斉分析
- 包装材、容器などの材質及び溶出物
- 食品に含まれる有害成分の分析
- 食品の薬剤分析(抗生物質、抗菌剤など)
- 植物性自然毒の分析(アフラトキシン、ソラニンなど)
- 食品添加物の分析(スーダン色素、アリテーム合成甘味料など)
保有機器
- 液体クロマトグラフー質量分析計(LCMS)